マイクロスコープのトレーニングを受けてきました
土曜日にお休みをいただき2日間に渡り山梨県にてマイクロスコープ(手術用顕微鏡)のトレーニングを受けてきました。
通常の研修会でももちろん講義のあと実習があるものですが、これほど濃密にトレーニングを繰り返すのは初めての経験でとても有意義な時間を過ごせました。
マイクロスコープとは眼科の手術などにも使われる手術用の顕微鏡で歯科では特に根管治療(歯の根の治療)などに応用されることが多い機材です。
手術用の顕微鏡というイメージからもわかるようにとても大きく重たいものなので、通常の使い方では術者も患者さんも出来るだけ動かないような治療スタイルとなります。
秋山勝彦先生考案の「Micro Endoscopic Technique”Akiyama Method”」は従来のマイクロスコープの使い方とは一線を画すものであり、その可能性を広げるものです。
私は3年前に秋山先生の講演を聴き感銘を受け、勤務医でありながら顕微鏡を導入し、文献を読んで勉強したり、尊敬する先輩からプライベートでトレーニングを受けたりしてきました。
自己流ながら研鑽を重ね顕微鏡を使えている気になっていましたが、今回のトレーニングで自分はまだまだ上達できる、これからもより向上していきたいと感じています。