矯正歯科

矯正歯科について

当院の考え方

矯正治療はお子さまへの何よりの贈り物です

日本人は、歯並びに対する意識が低いと言われています。最近では子どもの頃に矯正治療を受けなかったため、社会人になってから矯正治療の必要性を感じる方も増えています。また、歯並びが悪く口元にコンプレックスがあるために、人前で笑ったり話したりすることがおっくうになり、消極的な性格になりやすいことも指摘されています。さらに歯並びが悪いと歯磨きがしにくく、虫歯や歯周病にもなりやすくなります。

歯並びが気になるとき、子どものうちに矯正をすると成長を生かしてスムーズに歯並びが整う可能性が高まります。小児矯正は歯並びを美しくするだけでなく、お子さまの心身の成長に役立つ将来への投資であり、親御さんからの最良の贈り物でもあります。大人になったときにきれいな歯並びになるよう、当院もお手伝いをさせていただきます。

当院の特徴

総合的な治療で無理なく歯並びを矯正します

当院では見た目だけを重視する矯正ではなく、機能的にも優れた矯正治療をめざしています。歯並びが気になるお子さまについては、セファログラム(頭部X線規格写真)で骨格と歯並びを小さい時から定期的にチェックし、必要な治療をご提案していきます。

口呼吸や悪いくせも一緒に治しましょう

またお子さまの場合、口呼吸や指しゃぶりなどの悪習癖が歯並びを悪くすることもあります。歯並びだけでなく、お子さまの習慣やくせもチェックし、総合的な観点からお子さまに必要な治療やトレーニングをご提案します。

また矯正治療は本人が前向きに取り組むことに加え、ご家族の理解と協力が大切です。当院では、年齢に合わせてお子さま本人にも理解できるようにご説明し、ご家族にも治療内容や治療の進み具合や状況を詳しくご説明します。お子さまにもご家族にも満足していただける、成長に合わせた治療をご提供していきたいと考えています。

歯並びをチェックしましょう

歯並びをチェックしましょうよい歯並びとは、永久歯28本(親知らずを入れると32本)がきれいなアーチ状に並び、でこぼこがなく、上下の歯がしっかりかみ合っている状態です。

  • 正面から見て顔の中心と前歯の中心はそろっていますか?
  • あごが、顔の中心線より右か左にずれていませんか?
  • 上下の前歯の中心はそろっていますか?
  • 歯と歯の間に気になる隙間がありませんか?

※何か心配なことがあれば、お気軽にご相談ください。

矯正治療の対象となる不正咬合の種類

八重歯・乱杭歯(叢生)

犬歯などが飛び出して他の歯と重なっている状態をいいます。乳歯例や混合歯列(乳歯と永久歯が混じった時期)のでこぼこや八重歯がある場合、永久歯の抜歯を伴う治療が多くなります。

出っ歯(上顎前突)

上の前歯が大きく前突している状態をいいます。指しゃぶりや口呼吸が原因になることもあり、「単に前歯が出ている」「上あごが大きい」「下あごが小さい」という3タイプの症状があります。

受け口(下顎前突・反対咬合)

下あごが出ている状態をいいます。成長期の受け口は顔の成長にも大きく影響し、上下のあごの成長のバランスが崩れ、三日月のような顔立ちになることもあるため、永久歯の生え替わりやあごの成長のバランスを診ながら、矯正開始時期を見極める必要があります。

しっかり噛んでも隙間ができる(開咬)

奥歯は噛んでいるのに、上下の前歯が開いたまま噛み合わすことができない状態です。指しゃぶりや口呼吸、舌で歯を押す癖などが原因と言われています。

すきっ歯(空隙歯列歯)

歯と歯の間に隙間がある状態をいいます。審美性が悪く、食べ物が挟まりやすくなります。あごに対して歯が小さすぎたり、歯が欠損していたりすることが原因です。

口元が出ている(上下顎前突)

上あごと下あごのどちらも前歯が出ていて、口元全体がもこっと前に突出しているように見える状態をいいます。遺伝や口呼吸、口の周りの筋肉の機能が弱いことなどが原因で、唇が開いてしまうことが多く、ドライマウスになり虫歯や口臭発生の原因にもなります。

かみ合わせが深すぎる(過蓋咬合/ディープバイト)

かみ合わせが著しく深い状態で、上下の歯をかみ合わせたときに上の前歯が下の歯を覆い、まったく見えないようなケースです。放置すると顎関節症になる場合もあります。

歯が外に生えてこない(埋伏歯)

歯が生えてくる時期が過ぎても、歯(歯冠)の全部または一部が歯ぐきの下や顎の骨の中に埋まっている状態をいいます。

歯が生えてこない(先天性欠損歯・健康保険適用)

生えるべき歯が生えてこない状態で、親知らず・犬歯・第二小臼歯・側切り歯などによく見られます。放置すると両隣の歯が欠損部分に向かって倒れてきたり、かみ合わせや歯並びが悪くなるほか、顔やあごの変形や骨格が歪んでしまうことがあります。

歯ぐきが目立って見える(ガミースマイル)

笑ったときや口を大きく開いた時に、歯ぐきが大きく目立ってしまう状態です。上あごの前歯が大きく前方に突出している場合や、過蓋咬合などと合わさっていることもあり、適切な歯列矯正で治療が可能です。

よくあるご質問

表側矯正と裏側矯正の違いは何ですか?

歯を動かすためのブラケットという装置を、歯の表側につけるか裏側につけるかの違いです。治療中の見た目をどの程度求めるかによって、表か裏かをお選びいただけます。どちらを使っても、治療期間や仕上がりに大きな違いはありません。とはいえ、費用面は、裏側矯正の方が高いことの方が多いです。

以前は表側(唇側)矯正に使うブラケット素材が金属だったので、歯が見えたときにはギラッと装置が目立ちました。そのため、矯正歯科治療中の審美性を求められる方は裏側(舌側)に装置をつけるしかありませんでした。

しかしブラケットの開発は日々進化しており、現在では表側(唇側)矯正でも歯の色にそっくりで変色もしないセラミックブラケットが主流となりました。しかし、やはり表側に装置がつくことにどうしても抵抗がある場合は裏側(舌側)矯正が有効です。

裏側からの矯正は、以前は話しにくい、舌が痛い、食べ物が詰まる、歯磨きがしにくいなどの問題がありましたが、現在は装置の進化に伴い、ほとんど気にならないレベルになりました。また、虫歯になるリスクが1/4、虫歯の重症度が1/10というヨーロッパでの報告もあります。

治療期間や仕上がりは表側と裏側の差ではなく、治療前のかみ合わせの状態に左右されると考えられますので、見た目と費用のご希望に合わせて表か裏かを選択できます。

矯正歯科治療は何歳まで受けられますか?

矯正に年齢制限はありません。
歯周病のように歯がグラグラになっていない限り、何歳でも治療は可能です。ただし、悪いかみ合わせを何十年も放置していた結果、治療が難しくなる場合もありますので、できるだけ早く治療を開始することをおすすめいたします。

上の前歯の並びだけが気になるのですが、部分的な矯正はできますか?

はい。当院では部分矯正も行っています。
とはいえ、部分矯正と言っても、問題がある歯のみに装置をつけて歯を動かすことはできません。全体のかみ合わせを考えて、装置をつける箇所を判断する必要があるからです。どの程度装置をつける必要があるのか、治療期間にも個人差があることをご了承ください。

矯正歯科の治療費も医療費控除の対象になりますか?

子ども:認められます。
成人:当院では、診断時にお渡しする治療計画書のコピーを控除申告時に添付していただいております。

詳しくは、国税庁のHPをご覧ください。

医療費控除を受けるための条件は?

医療費控除は、1月1日~12月31日の1年間に支払った医療費が10万円を越えた場合の超過分に対して適用されます。ただし、年間所得が200万円未満の場合、所得×5%を基準として超過分に対して適用されます。

矯正歯科治療では抜歯が必要だと聞いたのですが...

治療上必要があれば抜くことはあります。

できる限り歯を抜かないで治療することは、矯正医も患者さんも気持ちは同じです。あごを横に拡げたり、歯を後ろに動かしたり、歯の幅を狭くしたりして隙間を作ることができる場合は、歯を抜く必要がありません。

しかし、隙間を作れなかった場合や、口元が前に出ているのを改善したい方は、抜歯が必要な場合もあります。